羽角千弥子の考える「表話力」とは・・・
「話力」だけでなく、「マナー」や「コミュニケーションテクニック」も併せた3つの柱からなるトータルな「伝える(表現する)力」が表話力です。自分自身(人柄、考え方、相手への想い)を表現し、それらをきちんと伝えるためのものだと考えています。
この3つの柱がアンバランスになると、誤解を招いたり、信頼を損ねたり、過小評価を受けてしまったり・・・もったいないことになりかねません。
話力が足りないもったいないパターン
「あの人は、いい人なんだけどイマイチ何を言っているのかよくわからないんだよね・・・」
言い方にトゲがあるコミュニケーションスキルに問題があるもったいないパターン
「あの人は仕事もできるし、言っていることはすごく理解できるんだけど、なんとなく素直に受け入れられないんだよなぁ・・・」
ビジネスマナーを意識する必要があるもったいないパターン
「あの人は、人望もあって口もたつけど、第一印象が悪くて損をしてる気がする」
「マナー」で人間関係の一歩を掴み、コミュニケーションスキルでより良い人間関係を作り、そして本当に伝えたいことをわかりやすく伝えることができれば、「どうしてわかってくれないの?」というストレスを減らすことができます。
話力があれば、ある程度の伝わり方はしますが3つの柱をバランスよく携えることにより、一層レベルの高い信頼感や説得力、影響力を持つこともできます。
私は、26年間プロ司会者をやってきたと同時に、20年程ビジネスマナーやコミュニケーション、話し方などの研修を中心に講師をやってきました。
長年やってきて感じたことは、マナーもコミュニケーションも話し方もどれをとっても生きていく中では欠かすことのできない力という点でつながっていて、どれかを選ぶことも、これらに優先順位をつけることもできない大切なスキルだということです。
ですから私は、この3つを同時に伝えられるように「表話力」というひとつのものとして考えたのです。
私は自分自身、プロ司会者として養った話力とクライアントから信頼を得るためのビジネスマナー、お客様とよりよい関係を作るためのコミュニケーションスキル・・・その全てを大切にしてきました。
それが、「結果」につながることを実感しています。