「あなたは勉強が好きですか?」
「はい」と答える方は、割合からすると多くはないかもしれません。
でも「あなたは自分が成長するのが好きですか?」こう聞かれたら、多くの人が「はい」と答えるのではないでしょうか?
人は誰でも「成長したい」という欲求を持っています。仕事で、趣味で、人として・・・どのシーンで成長したいかは人それぞれでしょうが、自分の成長する手応えがあるのは嬉しいものです。
しかし、多くの人が
「成長するためには何をどうしたらいいかわからない」
「チャレンジしてみたいけど、自信がない」
「成長するには辛く苦しいことが待っているんじゃないだろうか」
といった理由で行動するのをためらっているのが現状ではないでしょうか。
私は、これまでの仕事の中でたくさんの成長する人を見てきました。
誰もが、その喜びを感じた瞬間、瞳が輝き始めるのです。
とても素敵な笑顔になるのです。
私は、研修やセミナーを通して「成長したい」気持ちを応援します。
「やってみよう」「やってみたらできた!!」という笑顔のために、背中をおします。
その喜びをたくさんの人に体感してほしいと願っています。
日常で出会うたくさんの人たち、仕事で出会う多くの方々・・・
私たちは一生の中で、どれくらいの人たちとコミュニケーションをとるのでしょうか。
人との関わりの中では、いろいろなことが生じます。
・自分の想いや考えを思い通りに伝えられて、相互理解ができた
・わかりやすく話をすることができて、信頼を得た
・人に話がうまいねと言われ、自信が持てた
など、「ちゃんと伝えられる・伝わる」と充実感も味わえ、良い循環が始まります。しかし、反対に・・・
・うまく自分を表現できず、理解されなかった
・言葉が足りなくて、誤解されてしまった
・話をうまくまとめられず、言いたいことが言えなかった
という、そんなもどかしい思いをした人も多くいらっしゃると思います。
そんな時は、何をやっても上手くいかないようなザワザワした気持ちになったりするのではないでしょうか。
こんな成功体験も失敗体験もあるからこそ人生!!かもしれませんが、心がザワザワしたり、人間関係や仕事の結果に影響が出るようなネガティブなことは少ないにこしたことはありません。
「伝える→話す」という行為は、あまりに身近すぎてこれまで無意識で行ってきたという人がほとんどです。でも一度、きちんと「伝える→話す」という行為について意識しなおしてみてはいかがでしょうか?
ちょっとしたコツや、工夫のしかたを知ることでコミュニケーションのストレスを減らすことができるはずです。そして、自分という人間を・・・伝えたい内容を・・・どんどんわかってもらうと、今までとは違った世界が開けてくるはずなのです。